”かてーり”とは
椎葉の方言で、農作業などをお互いに助け合う相互扶助の精神、結の心という意味です。’かてーりの森’は、自然がお互いに助け合い、共存していることに学び、人も生物も様々なものが助け合う、結の森づくりをイメージしています。
椎葉紹介
椎葉村は、伝統的な焼畑農法や自然の恵みを活かす知恵や技が残り、様々な達人がいて、神楽や季節ごとの行事など様々な民俗文化が集落ごとに特徴のある、興味深いところです。
厳しい自然は大変でも、天然素材が豊富で、山の恵みを活かし、皆が助け合って暮らしています。
かてーりの森の活動
椎葉村は自然の恵みを活かす伝統的な知恵や技が多く残された貴重な場所です。 椎葉の方々から暮らしに関わる様々なものを本気で学び、暮らしに活かし、 現代のものと組み合わせて新しいものを創り出し、生業として、持続可能な暮らしを模索するための学びの場が必要になってきています。 また、山と共にある暮らしに必要な森が徐々に失われていく中で、生物多様性の森づくりをし、 植物を活用して、山の暮らしを実践しながら学んでいくことも重要になってきています。 椎葉かてーりの森では、自然の恵みを活かす伝統的な知恵や技を学び、自然と共にある暮らしに根ざした生業の創出で、 心豊かな心地よい暮らしを目指してもらうために活動していきます。
(1)自然の恵みを活かす伝統的な知恵や技に関する調査・普及事業
(2)若者の新たな創業に関する事業
(3)高齢者の生き甲斐作りに関する事業
(4)移住促進に関する事業
(5)生物多様性の森づくりに関する事業